●アットホームだった仕事場
なぜかは分からないのですが、私の入っていたサークルの伝統なバイト先として神社が紹介されたので、
大学2年生の春から1年間、食事つきで日給6500円の条件で、神社の境内でコーヒーや肉まんの販売をさせていただきました。
さすがサークル伝統、ということもあって、先輩の顔見知りの神主さんも多く、
まるで家族のように親切にしていただいて、とても働きやすい場所でした。
神社という場所から、海外の人が多く訪れていて、カタコトの英語でコミュニケーションをとるのが楽しかったです。
日本をイメージする景色のようで、よく一緒に写真を撮っていました。
あと、残った甘酒が飲み放題になるのもこのバイトの特典でした。
ノンアルコールタイプで、とてもおいしかったです。
次の年には後輩に譲りましたが、そのときはやっぱりちょっと寂しかったです。
●体感する日本文化
日本に住んでいても、日本の文化をそうそう認識することはないのではないでしょうか。
もちろん、人によるとは思うのですが、神社は日本文化に触れるのにはとても良い場所だと思います。
このアルバイトでは、神社の正しい参拝の仕方を教わったことは一番役に立ちました。
わたしもそれまでは知らなかったんですが、再拝二拍手一拝が正しい参拝の仕方です(拝は深い礼のこと)。
神社の行事の意味を聞かれることもあったので、これについても先輩や神主さんに教えていただきました。
参拝方法の他によく聞かれたのが、「神社で販売しているものは、何かご利益があるんですか?」ということ。
実は、コーヒーも水も一応、祝詞をあげてからお出ししていました。
だから、一応、コーヒーにもお水にも、ご利益はあります。
ただ、この祝詞は私があげていたんですけれども…。
神社で働いてみることで、日本ならではのものに体感できるよい機会になると思いますよ。
●反省させられた自分のマナー
神社という場所柄のせいかもしれませんが、些細なマナーの悪さも本当によく目立ちます。
マナー違反の問題で最も多かったのが、境内にゴミを捨てていかれる方。
海外からいらしている方はきちんと持ち帰っているのに、
日本にいる日本人が悪気もなしに紙コップなどを平気で捨てていくことが多かったのは本当にショックでした。
日本人は集団になると気が大きくなるのか、ご神木にいたずらをしようとしたり、ハトをいじめたりする方がみられます。
もちろん、一部の参詣者の方ですが、一部だからこそ、そのマナーの悪さが目立ちました。
こういったマナーを守るということは神社だけに限ったことではないので、普段の生活を見直す良いきっかけにもなりました。
一部のマナー違反の人を見ると改めて、自分の行動には気をつけないといけないなとつくづくと思いました。
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